湖畔はかなりの強風で湖面は海を思わせるような波が立っていた。
いっときの春の暖かさが嘘のように寒さを感じる朝だった。ところが少し離れた林内は風を殆ど感じず、まるで湖から遠く離れた場所へ来たような感じだった。
支笏湖あたりでは2日前に雨が降ったものの、 雪が解けてから雨らしい雨は降らず乾燥していたという。傘と柄のあるキノコは期待できないだろうと林内の沢伝いに入ると小さなきのこが目に入った。ホウライタケ属だろうかと根元をフォークで掘り起こすと埋もれたアカエゾマツの球果に付着して発生していた。傘径は5mmくらい。
ヒダは淡いサーモンピンク色。
この他にもいくつか見つかり、いずれもアカエゾマツの球果に付着して発生していたので、たぶんマツカサキノコと同じ習性なんだろう。下の写真の子実体の傘は1cm、ホウライタケ属と思ったけれどクヌギタケ属かもしれない・・・。
それにしても、写真で傘を見ていると、白っぽい砂粒・・・色んなところに付着していて、これって黄砂だよねぇ。いつも春先って黄砂が降るんだよねぇ・・・ジャマ!。
このきのこ、種名までたどり着けるだろうか。
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