2012年6月9日土曜日

コゲチャワタカラカサタケ

下の写真はコゲチャワタカラカサタケ(だと思う)。
 で、下の写真はワタカラカサタケ(だと思う)。

日本産菌類集覧で学名を見てみると
ワタカラカサタケの学名はLepiota magnispora Murrill となっている。
(日本のきのこ増補改訂版でもL. magnispora)
日本新菌類図鑑ではワタカラカサタケは Lepiota clypeolaria (Bull.:Fr.) Kummer
コゲチャワタカラカサタケの学名はL. clypeolaria f. umbrinosquamosa Hongoと記載されている。
そのL. clypeolariaと L. clypeolaria f. umbrinosquamosa Hongo(=L. ventriosospora D.A. Reid)はLepiota magnisporaとなっていて、コゲチャワタカラカサタケとワタカラカサタケは同種ということ?らしい。

ホントに同種なのかなぁ、とMycoBankを見てみると
どうやら別種らしい。
IndexFungorumでも、別種になっている。
つまりは
 Lepiota magnispora Murrill≠Lepiota clypeolaria (Bull.:Fr.) Kummer
コゲチャワタカラカサタケ→Lepiota magnispora Murrill 
ワタカラカサタケ→ Lepiota clypeolaria (Bull.:Fr.) Kummer
ということか?

何だか頭がこんがらがっているので、ちょいメモとして記して置くことにした。

2012年6月7日木曜日

アシブトニガイグチ

2004年のことだから、写真を撮ってからもう8年になる。
下の写真は
ニガイグチモドキだろうか、それとも別種?と、ずっと分からず仕舞いだった。
それがひょんなキッカケで、アシブトニガイグチを検索して
http://blog.goo.ne.jp/1596yassan/e/6b60051c35d556167ab5e827182af602
の記事を見てみると
あれっ?、このきのこ・・・
そっかぁ・・・アシブトニガイグチだったんだ。
アシブトニガイグチは何かの折、その名前を知っていたけれど
ニガイグチモドキの柄の太いヤツかなぁと勝手に想像していて
実際は全く知らなかった。

図鑑にも掲載されたことがなく,(知っている人は知っている?)
一部の人以外に知られざるキノコだった。

そっかぁ、そっかぁ、と一人スッキリした気分(^‐^)。
アシブトニガイグチではありません!
ごめんなさいm(_ _)m.