これまで線画を描く場合、描画しやすいようにと何枚かの画像から描画したい部分をコピペし1枚の画像にしていた。そのため元画像を50%に縮小したりしていた。
別に縁シスチジアだけとか胞子だけの描画練習ならそれで何も問題はない。
しかし、胞子・担子器・シスチジアなど1枚の線画にしようとしたとき
対物レンズ20倍で撮ったシスチジア画像を(例えば)50%に縮小して描いた線画
対物レンズ40倍で撮った胞子画像を(例えば)50%に縮小して描いた線画
いずれも同じ線の太さに描いてそのまま1枚の画像にしてしまうと
胞子の描画が大きくなってしまいアンバランス。
右のシスチジアに合わせ 、胞子の線画をあとから縮小すると線も細くなってしまう。
Inkscapeでの描画をSVGファイルで保存しておけば、あとから線の太さは変えられるし、部分的修正も可。ところがSVGファイル保存していなかった場合、もう一度描き直さなければならない。
その前に対物レンズ20倍で撮った場合・40倍で撮った場合、60倍で撮った場合・100倍で撮った場合、画像の大きさは同じでも写し出された組織は拡大されているので、あとから縮小することを考慮した線の太さ、あるいは縮小の仕方を決めておかなければならないんじゃないだろうか・・・。
きっと、このことは当たり前のことなんだけど、部分部分しか描いていなかったので全く気づかずに、ただただ描くことだけしか考えていなかった。
(そういえば線画を手書きしていたとき、何度も描き直していたっけ・・・)
今後は1枚の資料画像にすることを考慮したやり方を考えなくっちゃ、と下の画像を作りながら思わされた。