2013年1月7日月曜日

モノグラフが届いた。

注文していたThe Xerula/Oudemansiella Complex (Agaricales)は、昨日不在だったため受け取れず、先ほど受け取った。中身をパラパラ見ると、やはり素晴らしい・・・のひとこと。
入手して良かったと即座に思える、あるいはその思いに増して今後はさらに良かったと深く実感できるだろうと思わされ、決して高いものではない(逆に安い)と思わされた。
 まず第一に開いたのが、ツエタケ(Hymenopellis radicata).
そもそも日本新菌類図鑑では 、胞子と担子器の記載があっても各シスチジアの記載がなく、そのツエタケの各シスチジアがどんな形状をしているのか、日本の文献類では見つけることが出来なかった。日本からツエタケの和名を与えているH. radicataが本当に見つかっていたのか?という疑問は払拭できない(別種ではないのかという疑問)。
 そんなんだったので、初めて見る H. radicataのシスチジアの形状に、「そっか、こんな形をしていたんだ・・・」。つまりは H. radicataを見つけてみたいという思いも湧いてきた。
 そのモノグラフにはいったい何種掲載されているのか、まだわからないけれど
側シスチジアの形状が一致しないとしていた種についても、 もしかしたら見つけられるかもしれない、そんな希望が見えてきた。

今年のきのこシーズンは、ツエタケ類を見つけるのが「楽しみ」。


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