2013年7月15日月曜日

フタツミオキナツエタケ

先日11日、野幌のアカエゾマツ林で今年初のツエタケ(1本)に出会った。
ごく普通に見かけるツエタケ。
傘を見たところで、何ツエタケなのか全く見当がつかない。
やっぱ、検鏡だよねぇ・・・と採取してきた。




担子器は2胞子性、胞子はレモン形、側シスチジアは小頭のある紡錘形、ここまで見ると
フタツミオキナツエタケかもしれない、と
Pileipellis elementを見てみた。サイズはまだ資料を見て確認していないけれど Pileal Hairsがあるので、たぶんフタツミオキナツエタケだろうと思う。

胞子  (13.8)14.4-16.0(16.7)×(8.9)9.5-10.2(10.8)μm n=50
          (14.2)15.3-16.9(18.3)×(10.0)10.7-11.7(13.0) n=100
担子器 37.1-54.1×10.3-13.8μm n=20
縁シスチジア 17.7- 79.8× 10.0-26.3μm n=27
側シスチジア 74.0-122.3×24.3-36.9μm n=23

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