注文していたRussulaの中古図鑑が、先日届いた。
イタリア語ではあるけれど、430種ものベニタケ属が掲載とのことで、もしかしたらRussula crassotunicataが載っているのではないか、もしかしたらミネノユキハツ(青木仮称)と類似する種が載っているのではないか、と思った。しかし、両種とも掲載されていなかった。
Web上のRussula crassotunicataを見ると
http://www.rogersmushrooms.com/gallery/DisplayBlock~bid~5772~gid~~source~gallerydefault.asp
http://www.flickr.com/photos/19369983@N06/2071499109/
どうも、イロガワリシロハツと非常に類似しているのではないか、という気がしてならない。
しかし、北米から見つけられているRussula crassotunicataはホコリタケまたはココナッツ様の匂いがあるらしく不快臭ではないらしい。
イロガワリシロハツは
http://koubekinoko.chicappa.jp/saisyukiroku/kisai/0101_0200/0115.pdf
不快臭があると書かれている。
http://yoshiki-yk.sakura.ne.jp/irogawarishirohatu.htm
こちらも不快臭のようで、やはり別種なのかもしれない。
Russulaの中古図鑑は節ごとに掲載されていて
これまでベニタケ属の亜属以下の所属について全く知ろうとしてこなかった(全く分からない)。
日本新菌類図鑑を見ると、亜属はなくて
ツギハギハツ節、シロハツモドキ節、シロハツ節、アカカバイロタケ節、クロハツ節、カレバハツ節、ススケベニタケ節、クサハツ節、ヤブレベニタケ節、ドクベニタケ節に分かれている。
イロガワリシロハツは、シロハツ節かシロハツモドキ節なのだろうかと思ったら
クサハツ節だった。不快臭があるからだろうか?
形態はシロハツやシロハツモドキというより、クサハツのほうに似ているのだろうか?
一方、ミネノユキハツ(青木仮称)と類似するきのこは
(2007年8月25日撮影)
ブツ撮りの中にヒダ面が見えているひとつに、ヒダ奥が黒くなっているものがある。
ヒダはどういう現象があると、このように黒くなるのであろうか?
きのこは、かさ表皮に特徴があり、菌糸の先端部が膨らんでいる柵状 被
胞子はいぼ状
下は縁シスチジア
特徴のあるきのこなんだけどね。
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