ムラサキシメジによく似たフウセンタケ科のきのこ。
ムラサキシメジモドキの学名はCortinarius caerulescens (Schaeff.) Fr.
この学名でネット検索すると、柄の白いものが出てきて、自分の思い込み違いだろうかと自信がなくなってしまう。
スイスの菌類図鑑を見ると、柄の色はgray-violetとあるので、やっぱり良いんだよねと記載の胞子のサイズを見てみると8.8-11.5×5.3-6.5μm。胞子サイズはQ比が若干違うかもと思いつつほぼ一致していると見て良いんじゃないかと思う。
このきのこの学名をMycobankでチェックすると、
MycoBank's opinionに This name is a synonym of Agaricus violaceus Batsch 1783とある。1700年代の頃は傘と柄のあるきのこは殆どがAgaricusで、その当時その属名がついていても何の不思議にも思わない。けれど、Agaricus caerulescensあるいは Agaricus violaceusがCortinarius caerulescensのシノニムならわかるのだけど、なんでCortinarius caerulescensがAgaricus violaceus のシノニムなんだろう?私にはよくわからない。
学名チェックは Index Fungorumの方が分かりやすいよなぁ・・・と思う。
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