5月24日に、函館のU家さんからオオシトネタケを送っていただいた(感謝です)。
トドマツ林内に置かれた古いシイタケのホダ木に発生していたという。
フクロシトネタケと見分けがつかない程よく似ている。
Discinaの仲間は、「綺麗な状態のうちはまず胞子が出来ていない」が定番のようで
このオオシトネタケも送られて来た時には、子嚢がやっと出来始めてきたところだった。
それから一週間たった5月31日、顕微鏡で覗いてみると子嚢の中に胞子が出来始めていた。
でも、未熟。
そして今日、これ以上の 追熟は無理かな?・・・いい加減乾燥させないと傷んじゃうな・・・、の状態になり、子実層の上にカバーグラスを置き半日放っておいた。カバーグラスにいくつかの成熟した胞子がついていた。
私が散見してきたフクロシトネタケの胞子は表面の網目が薄く平滑に近い。網目を写し出す楽しみは今ひとつ物足りない。オオシトネタケの網目を実際に見てみたい・・・と頭の片隅にいつもあったわけで、今回念願かなった次第。
あ~、フクロシトネタケとは、やっぱり違うね。
この網目、輪郭の写真と何とか合成できないかと、ピントを少しづつずらし撮ったものをCombineZPで試した。が、合成写真(10枚の合成だったんだけど・・・)は思い通りにならず失敗。
練習が足りないんだろうね。
と・・・・今日は、遊んでいたというか オオシトネタケにすっかり遊ばれていた。
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