2011年12月13日火曜日

高い? 安い?

かつて、きのこに興味を持ち始めた頃
買った図鑑が、「北海道きのこ図鑑」「北海道のキノコ」
それと山渓の「日本のきのこ」だった。
山渓の図鑑は4,500円で、当時の私にはとても高価なように思えて
迷って迷って買った記憶がある。

その「日本のきのこ」が改訂増補版として近いうちに発売されるという。
金額は8400円。
当時の私なら、「高嶺の花」でたぶん買えなかったと思う。
たぶん、これまでの数年の間に、
洋書図鑑の金額に慣らされてきたこともあるのだろう。
「日本のきのこ」は美しいきのこ写真で世界的に高い評価があり、
1ページ全体がその写真を使っていることも考えれば
今なら、あのときの4500円は安い買い物であったと思う。
(初代の1冊目はボロボロになり何度かボンドでくっつけて
製本しなおしたりしたけれど、やはりボロボロになり、
本棚には2代目の「日本のきのこ」が並んでいる。)
改訂増補版は8400円…倍近い値段である。
各種の説明は肉眼的所見のみなので、
絵合わせのみできれば良いという人や
写真を見ることが出来れば良いという人や
「日本のきのこ」を持っていない人にはぜひお勧めだけれど
検鏡する人には、やはり物足りない図鑑のひとつになると思う。

私は、何が訂正され何が増補されているのか楽しみなので
たぶん買うだろうけど…ちと高いかもね。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。konpasです。掲示板では何かとお世話になりました。こちらのブログには初めての書き込みです。

    「日本のきのこ増補改訂版」が発売されるのですか。
    8,400円は今の私にはだいぶん高いです。(笑)
    高いか安いかは趣味への力のいれ具合,その時のレベル,経済状態で変わるのでしょうね。昔なら安いと思って買っていたと思います。

    話が変わりますが,インクスペースはフリーソフトなのに,大変使い勝手の良いソフトですね。私も少しだけ使っています。とても使いこなせませんが。(笑)

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  2. konpasさん、コメントありがとうございます。

    改訂前の「日本のきのこ」は廃盤商品のせいか
    プレミアが付きはじめました。改訂版より高い値がついたりして
    驚いています(今持っている「日本のきのこ」大事にせにゃです)。
    改訂版は年内に手にすることが出来ると思うので、楽しみです。

    >とても使いこなせませんが。(笑)

    多少の練習では使いこなせませんよね。そこそこ使えるレベル(難なく検鏡図を描ける)になれば良いなぁと思っていますが、きのこシーズンオフは練習・練習・練習になるかなぁ・・・。
    掲示板で、「InkScapでこんなん描きました~」って投稿があっても面白いかもですね。

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