2011年12月23日金曜日

風光明媚

私の住むところは、ど田舎。
良く言えば「風光明媚」なところとも言える。
昨日・一昨日はかなり冷え込み、玄関を出るとダイアモンドダスト。
空気中の水分が凍って、その凍った水分に朝日に当たりキラキラ輝き、
本当はもっと綺麗。だけど写真に上手く撮れない。
こんな日は青空と真っ白な世界が一段と美しい。


写真は時期的に時々行く防風林。幅50mくらいの防風林があちこちにあって
アカエゾマツなどの針葉樹林もあったりで、結構色んな種のきのこが見られ侮れない。
よく見られるきのこはもちろんのこと
キツネナミハタケやカラカサタケモドキやニカワシジミタケは、防風林で見つけている。
 そんな防風林も今は全く違う姿を見せている。
綺麗でしょ?

2011年12月17日土曜日

CZM練習

「なぜ、写真を合成しようとするのか」
これは、輪郭と表面の模様などが1枚の画像で見られたら分かりやすいということに他ならない。
例えば、11月29日に掲載したミネノユキハツ(仮)の胞子写真。
輪郭と表面の2枚の写真で、どんな胞子なのか表現している。

胞子の線画を描く場合、合成写真を見ながら描くのと
顕微鏡を覗き深度を変えながら 現場で線画を描くのでは違いがあるであろうか?
 例えば下の写真は、スイスの菌類図鑑に描かれている胞子図。
一般に使われている光学顕微鏡では、下の線画のようには見えない。
 深度の違う何枚かの写真を、輪郭と表面の模様を1枚にすることが出来れば
胞子の線画も描きやすいのではないだろうか。

過去の写真の中から合成写真に使えそうなのがあった。
CombineZMを起動し、3枚の画像で、Do Stackをクリックすると
ん!?、一体これはどういうことであろうか↓
合成前の元画像の容量が大きいのではないだろうか?と、容量を縮小して再度挑戦。
今度はOKのようだ。


3枚の写真を合成することには成功。だけど、この画像をじっくり見ると、やはり失敗だ。
線画に利用するためには詳細な部分が鮮明ではない。部分的にもう少し鮮明な画像にするには、僅かな被写界深度の差でピントの違う画像が何枚も必要なんだと思う。
来年は、翼状隆起のあるオキナクサハツで試してみたい。

(このCombineZM、実は昨年の5月以前にも使用したことがある。
上の合成に失敗している画像を見て思い出した。
試してみて、これじゃとても使えないと印象に残らず、昨年5月に使用したとき、合成写真に成功して初めて使ったような気がしていたのだ。)

2011年12月16日金曜日

CombineZM_メモ

「お母さん、だいじょうぶ?」と娘に時々心配されてしまうのだけど
確かに私は物忘れが激しい。
自慢じゃないけれど鍵や携帯電話の置き忘れは日常茶飯事
そんなわけで、昨年5月に試してみた被写界深度の違う写真の合成も
やり方をすっかり忘れている。
下の写真は、そのとき(5月)にCombineZMで試してみたときの写真で
使用した7枚の写真と、出来上がった合成写真。

http://sites.google.com/site/myrmekophilos/czm
これも時々は練習しなくっちゃ、と詳しい使い方の説明のあるサイトをメモ。

2011年12月13日火曜日

高い? 安い?

かつて、きのこに興味を持ち始めた頃
買った図鑑が、「北海道きのこ図鑑」「北海道のキノコ」
それと山渓の「日本のきのこ」だった。
山渓の図鑑は4,500円で、当時の私にはとても高価なように思えて
迷って迷って買った記憶がある。

その「日本のきのこ」が改訂増補版として近いうちに発売されるという。
金額は8400円。
当時の私なら、「高嶺の花」でたぶん買えなかったと思う。
たぶん、これまでの数年の間に、
洋書図鑑の金額に慣らされてきたこともあるのだろう。
「日本のきのこ」は美しいきのこ写真で世界的に高い評価があり、
1ページ全体がその写真を使っていることも考えれば
今なら、あのときの4500円は安い買い物であったと思う。
(初代の1冊目はボロボロになり何度かボンドでくっつけて
製本しなおしたりしたけれど、やはりボロボロになり、
本棚には2代目の「日本のきのこ」が並んでいる。)
改訂増補版は8400円…倍近い値段である。
各種の説明は肉眼的所見のみなので、
絵合わせのみできれば良いという人や
写真を見ることが出来れば良いという人や
「日本のきのこ」を持っていない人にはぜひお勧めだけれど
検鏡する人には、やはり物足りない図鑑のひとつになると思う。

私は、何が訂正され何が増補されているのか楽しみなので
たぶん買うだろうけど…ちと高いかもね。

2011年12月11日日曜日

スパム投稿2

掲示板に投稿キーを設置した。それでも迷惑投稿されるようなら
掲示板のURLを変えることにしようと思う。

2011年12月7日水曜日

スパム投稿

今年も、掲示板のスパム投稿に悩まされるときが来たようだ。
このところ、毎日のように掲示板のスパム投稿を削除している。
投稿拒否設定は、ホスト名や文面のなかにある語句を設定していても
ホスト名では、投稿拒否設定をくぐり抜けられてしまっている。
(d251.osa20nn1fm11.vectant.ne.jp
 ↑のホスト名は、d251またはosa20nn1fm11が入っていれば、投稿拒否設定になるはずが投稿されている。)
投稿する際に、そのときに投稿キーを入力するようにしても、それも突破されてしまったと聞く。
最終の手立ては、URLを変えてしまうか掲示板を畳むことだろうか。
(URLを変えても、しばらくすると変えたURLも拾われて、また同じことが繰り返されてしまうが・・・)

たぶん、掲示板のURLを拾い集める輩がいて(それを売っている)、その中に私の管理する掲示板のURLが入っているのだろう。拾い集められたURLを買って送信するヤツもヤツ。URL先を開かなくても一括送信してしまえば、投稿した文中にあるURLがクリックされれば報酬が入ってくる仕組みなのだろう。お金になりさえすれば迷惑などお構いなし。

スパム投稿で、稼ごうなんてする輩・・・あ~~、ヤダヤダ。
迷惑投稿をミラーのように跳ね返し、送り先のそのシステムを壊してしまうプログラムが開発されないかとまで思ってしまう。・・・無理か(- -;)。

2011年11月30日水曜日

Le Russule

日本新菌類図鑑に「ベニタケ属内の分類は主としてSinger: The Agaricales in modern taxonomy 第4版(1986)によった。」と書かれている。

Roberto Galli の「Le Russule」を見ると
日本新菌類図鑑の分類の仕方と大きく違っているように見える。
いったい、どういう分類なのだろう・・・
どんな順序で並べられているのか、眺めているだけでは 今ひとつ分からず
下の表(画像)に書き出してみた
それと国内の既知種があれば、何かが分かるかな?と右の欄に書き出したけれど・・・
- -;...うぅ~む・・・よぉ分からん。


今まで赤いベニタケ属のきのこは、何気にひとくくりに見ていたせいなのだろう。
クロハツ・シロハツ・クサハツに類似したきのこ以外
こういうきのこの場合、どこの節を見れば良いのか・・・なんてわかりっこない。
でも、このきのこ絶対見たことあるよなぁとか、
日本(図鑑掲載)から知られている種とは違うよなぁとか、
幼菌と成菌ではこんなに色が違うの?とか
一枚一枚ページをめくり写真や図を眺めている。

2011年11月29日火曜日

Russula

注文していたRussulaの中古図鑑が、先日届いた。
イタリア語ではあるけれど、430種ものベニタケ属が掲載とのことで、もしかしたらRussula crassotunicataが載っているのではないか、もしかしたらミネノユキハツ(青木仮称)と類似する種が載っているのではないか、と思った。しかし、両種とも掲載されていなかった。

Web上のRussula crassotunicataを見ると
http://www.rogersmushrooms.com/gallery/DisplayBlock~bid~5772~gid~~source~gallerydefault.asp
 http://www.flickr.com/photos/19369983@N06/2071499109/
どうも、イロガワリシロハツと非常に類似しているのではないか、という気がしてならない。
しかし、北米から見つけられているRussula crassotunicataはホコリタケまたはココナッツ様の匂いがあるらしく不快臭ではないらしい。
イロガワリシロハツは
http://koubekinoko.chicappa.jp/saisyukiroku/kisai/0101_0200/0115.pdf
不快臭があると書かれている。
http://yoshiki-yk.sakura.ne.jp/irogawarishirohatu.htm
こちらも不快臭のようで、やはり別種なのかもしれない。

Russulaの中古図鑑は節ごとに掲載されていて
これまでベニタケ属の亜属以下の所属について全く知ろうとしてこなかった(全く分からない)。
日本新菌類図鑑を見ると、亜属はなくて
ツギハギハツ節、シロハツモドキ節、シロハツ節、アカカバイロタケ節、クロハツ節、カレバハツ節、ススケベニタケ節、クサハツ節、ヤブレベニタケ節、ドクベニタケ節に分かれている。
イロガワリシロハツは、シロハツ節かシロハツモドキ節なのだろうかと思ったら
クサハツ節だった。不快臭があるからだろうか?
形態はシロハツやシロハツモドキというより、クサハツのほうに似ているのだろうか?


一方、ミネノユキハツ(青木仮称)と類似するきのこは
(2007年8月25日撮影)

ブツ撮りの中にヒダ面が見えているひとつに、ヒダ奥が黒くなっているものがある。
ヒダはどういう現象があると、このように黒くなるのであろうか?

きのこは、かさ表皮に特徴があり、菌糸の先端部が膨らんでいる柵状 被
胞子はいぼ状
下は縁シスチジア
特徴のあるきのこなんだけどね。

2011年11月28日月曜日

練習その4

昨日、何度もベジエ曲線で円を描く練習をしてみた。
膨らませたいとか凹ませたいとか、何となく、少しだけ要領が分かったような 気がする。
(気がするだけかもしれない)
で、ベジエ曲線でシスチジアを描いてみた。
一個のシスチジアを描くのに数分を要し、ノードツールで修正はしているけれど、最初はこんなもんかな?

前に、私には無理とペジエ曲線に閉口してしまったのは
使い方も分からずに、いきなり検鏡図に取り掛かってしまったからだと思う。
円を描いてみたり、簡単な人の顔を描いてみたり、まずはそのことから始めるべきだったのだと
思う。

2011年11月27日日曜日

練習その3

練習1・2では直線をノードツールを使い描いた。
確か、前に動画を拝見したとき、彼はベジエ曲線でスイスイと線画を描いていた。
直線をノードツールで曲線にするのは簡単だけれど
ベジエ曲線で線画にしていくには、ベジエ曲線に慣れていなければ、
とても彼のようにスイスイと線画を描くことは出来ない。
前に、InkScapのことを聞きそのソフトを開いたことがあった。
しかし、その時、慣れないベジエ曲線に閉口してしまい
手書きの線画の方が時間もかからず楽と思ったのだ。
たぶん今でも、ノードツールに頼らず、ベジエ曲線で描きなさいと言われたら
ベジエ曲線に慣れていないので、手書きの方が断然早い。

フッと、ベジエ曲線で円を描けるだろうか・・・と思った。
描けたとして、綺麗な3重マルを描けるだろうか・・・。
たぶん描けないなら、線画も無理なんじゃないだろうかと
三重マルを描いてみた。

2・3回練習してみたけど、私はこの程度なのだ。
ペジエ曲線を思いのままに出来るようになるまで
よほど器用で飲み込みの早い人ならさほどの練習も要らないかもしれない。
しかし・・・私の場合は、マルを描くことから練習だね- -;。

InkScap練習、その2

ニカワシジミタケの胞子
 縁シスチジア
 側シスチジア

2011年11月26日土曜日

InkScapで練習

私の使っているPCは、娘のお下がりで
Adobe Master Collection CS3をPCからアンインストールせずに譲ってくれた。
なのでAdobe Illustratorが入っているので、使ってみようと開いてみた。
描画してみたい画像を開き、あれこれやってみたものの私には使いこなせそうにない。
前に種山さんからInkscapでの描画法を聞いており
InkScapでやってみようと、InkscapをDLした。

参考サイト↓
フリーウェアInkScapeで検鏡図を描く

まずは練習台の画像(簡単に描画できそうな写真)を開き
画像をズームUPし、横のバーにあるペンツールでポイントをクリック
上の画像では6つのポイントにしたけど、2個目以降は4つのポイントでやっている。
 次にノードツールで直線を曲線にする。
 6個の胞子をいずれも、同じように描いてみた。
さて、次は胞子の内側を 点線で描くのに、点線は・・・点線は・・・とツールを探してみると
 上のバーにフィル/ストロークというのがあって、これをクリックすると線を選べる。

線画が描けたところで、画像を削除すると線画のみが残る。

これを保存、拡張子が「○○.svg」。ふむっ?・・・あとから編集のし直しが利くので、これは「○○.svg」で保存したほうが良いと納得し、慣れない拡張子で保存。
で、次はJPGで保存・・・保存・・・と見てみると、JPGもjifもない。
バーにある「ファイル」をクリックしてみると、「ビットマップにエクスポート」というのがあるので、クリックしてみると、「○○.png」で保存される。これを別ソフトでJPGで保存。
InkScapで作成した画を直接JPEGで 保存できないのが難点といえば難点かなぁ。
でも、これだけのことが出来るのにフリーソフトなのは嬉しい。
そんなことを思いながら
PC画面をコピーし、別ソフトで作画部分をトリミング
InkScapの使い方に、もう少し慣れると、線もスムーズになると思う。

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来年の1月に菌懇会ゼミに出席すれば、直接種山さんから指導していただける。
しかし、場所は大阪。
東京なら、孫に会いに行きがてら・・・なんだけど・・・。
参考サイトがあるのだから
きっと出来るはず、と練習に取り掛かってみた。

2011年11月19日土曜日

メールソフト2

先日AL-Mail32をDLし、数日間試用してみた。簡単な印象はあるのだけど
送信済フォルダが無く、未送信メールも送信済みめーるも送信フォルダに入ってしまう。
未送信の場合にはアイコンが送信済とは違うので、すぐ分かると言えば分かるのだが・・・
それとフォルダ分けし新着メールや未読メールがある場合その数字がフォルダ名の横に出てこないため
(下のバーに小さな文字で表記)、今ひとつ新着があったのか無いのか分かりにくい。
使い方が間違っているのかもと思いながら、どうも私の性分には合わない様な気がする。


それで秀丸メールをDLし、試用しているところ。
秀丸メールの大きな特徴なのだろうが、メールを書くときこれまでの感覚ではなく、エディタ編集。。。
これが嫌という人もいるようで 、これは慣れれば何とも思わなくなるのであろうか?
私もチョットなと思う一人。
それと、私にはメールアカウントが2つあり、両方設定していると、送受信の折どちらかが必ずエラー報告される。
これは一体どうしてであろうか?
 (アカウント1個を選択して送受信すると、エラーにはならないけれど・・・。)

エディタを使用する人であれば、秀丸エディタのライセンスを取れば秀丸メールは無料になるので(秀丸メールのみは半額)お得かも?とは思ったものの、設定や上のような表示が出た場合、どうすれば良いのかといったところが初心者に分かり難いかなぁ。
秀丸メールが分かり難いと言う人であれば、たぶん、Becky!の設定などはもう少し面倒 じゃないのか・・・という気もする。
何たったって、機能や操作性が初心者(オバサン頭)にも分かりやすく 、便利に使えて難しくないが第一。




それと余談ではあるけれど
設定しているウィルスバスターの更新時期が近づいてきたので
評価はどうなのかチョコッとのぞいて見た。
http://www.bestsecurity.jp/ 
なんと、お勧め度は☆1個ではないか!
確かに・・・これまで・・・重いという印象はあったけれど
ウィルスから守ってくれているんだと思っていた。
しかし、そのウィルスの検出度も 低く、未知のウィルスには対応していないようだ。
これは考えなきゃならんかも・・・。

2011年11月14日月曜日

メールソフト

8月まで、メールソフトはnPOPQを使用していた。
しかしnPOPQはフォルダを作成し振り分けが出来ない点、不便だった。
これまでnPOPQでメールを開き不要メールを削除し、OEで自動振り分け保存をしていたが
無料のメーリングリストを使用することになり
要らないダイレクトメールが日に十数件増える羽目になってしまった。
配信停止するとメーリングリストが使えなくなるとかで、仕方なく配信 を甘受していた。
これを毎日毎日nPOPで削除するのも面倒になり、目にするのも嫌になってきた。
OEで、不要ダイレクトメールはゴミ箱フォルダに自動振り分けしておき、ある程度溜まってからゴミ箱を空にすれば、うざったいダイレクトメールは 目にすることも無くなり、8月頃からOEのみを使っていた。

しかし、前々からOEの評判は悪く、OEなど使うなと散々言われてきた。
下のサイトでも
http://www.nandemo-best10.com/f_pcsoft-email-win/
OEの満足度は18.7%と低く
下のサイトでも
http://domain-get.com/mailsofts/recom.htm
「初心者にはOutlook Expressほど扱いにくく、危険なメールソフトはないと考えます」と
OEを勧めるのはMicrosoft社だけ?

ここいらで、OE以外の自動振り分けのできるメールソフトを やはり導入しようと「AL-Mail32」を
DLしてみた。試用してみて使いにくいようであれば、秀丸メールとか何年か前ヒロキーべさんお勧めだったBecky!にしてみようかと思う。

2011年10月31日月曜日

L.graveolens とL.nudaの胞子

ウスムラサキシメジL.graveolensと思われるものとムラサキシメジL.nudaの胞子を見てみた。
ウスムラサキシメジと思われるもの↓
100個の胞子を計測し、サイズは5.6-10.0×3.4-5.4(平均は7.3×4.2)μm
長辺が8μm を超えるものが11個(うち9μを超えるのは2個)あった。


下はムラサキシメジの胞子画像
 写真では大きさにそれほどばらつきがないように見えるけれど、ちょっとこれは大きいんでない?というものが散見される↓。けれど、ウスムラサキシメジよりも若干小さい。
100個計測し、5.1-8.4×3.5-4.9(平均6.4×3.4)μm
長辺8μを 超えるものが1個

日本新菌類図鑑でムラサキシメジの胞子は5~7×3~4μm
スイスの菌類図鑑では6.5-8.5×3.9-4.8μm
L.graveolensの胞子サイズは5.8-8.4×3.5-4.7μm
L.graveolensとL.nudaの胞子サイズは殆ど差異がない。しかし、上の写真では見た感じ大きさのばらつきはウスムラサキシメジのほうが多く、若干大きいものが多いといったところだろうか。

2011年10月30日日曜日

ウスムラサキシメジ

S川市に行ってきた。
公園内の一部は落ち葉が綺麗にかき集められている。
ちょっと林内に入ると、地面は落ち葉が厚く降り積もり、とてもきのこが探せる状況ではなかった。
今年は、ムキタケの群生に出会っておらず、広葉樹林ならもしかしたらと思い出かけたのだ。
けれど、林内の 倒木や立ち枯れた木を見てもムキタケは見当たらなかった。少し奥へ入ればまた様相は違うかもと思ったけれど、昨夜一睡もしていない状況で、入ったことのない奥に分け入る元気が無かった。
 それでも、きのこを見つけることは出来た。掻き分けた落ち葉の下に「ムラサキシメジ?」
いや、なんだか色が薄い。いやいや、紫色は抜けやすく、これも色が抜けたものだろう・・・。

ムラサキシメジとウスムラサキシメジの違いってなんだろう。色が薄いこと、匂いに薬品臭があるとか。他に何か違いは無いのだろうか。と匂いを嗅ぐと、匂いがきつい。ツンとするような薬品臭があるといえば薬品臭のような・・・
これムラサキシメジじゃないかも。
しかしウスムラサキシメジって、比較的早い時期に発生するんじゃなかったっけ?
少し離れたところに、明らかにムラサキシメジと思われるものがあって 並べてみた。
柄の雰囲気が違うんだよね。ムラサキシメジは基部がかぶら状になるけど、このきのこはかぶら状になっていない。

やっぱムラサキシメジじゃなく、どうもウスムラサキシメジのようだ。

2011年10月28日金曜日

ウラムラサキ

 gajinさんの「おけら日記」を拝見していて、ウラムラサキって
そうだよね・・・全体が紫色だよねぇ・・・と掲載されていた写真を眺めた。
実は気になっているウラムラサキがあって
単に古くなったから、褐色になったと言い切きれないウラムラサキを見つけてしまった。

下の画像は2003年に撮ったもので、HPに載せているウラムラサキ。
ウラムラサキで間違いないと思う。
下の画像は、今年9月25日に撮ったウラムラサキ。
持ち帰ったものをブツ撮りしたものが下の画像。

ウラムラサキって老成してもヒダは紫色だよね。
ところが、採集したものはそれほど老成していなくても傘が褐色で、ヒダも褐色に変色してきている。
胞子など確認していないので、絶対Laccariaと言い切れないのだけど・・・
(でも、Laccariaだと思う)
今、同定できる種を集めている某グループに所属していて、標本をせっせと集め
送っている。疑問種なので標本を送ってはいけないかな?と思いながら
標本を送ってしまった。

はたして、ウラムラサキであろうか?

2011年10月26日水曜日

Peziza sp


こんなに群生するきのこなら、きっと名前(学名を含め)あるに違いないと思っていた。
あわよくばモリノチャワンタケなら良いのに、と思っていた。
持っている図鑑には、数種のPezizaが載っているのみで、そのいずれとも該当しない。
たぶん専門図鑑があれば、掲載されているのかもしれない。

托髄層は2層型というのだろうか?
球形細胞の間に絡み合っている細長い菌糸層がある。托外被層は球形あるいは類球形細胞から菌糸が発芽している。
側糸は先端部が膨らみ、糸状。
子嚢の長さは215~250μm。
胞子をコットンブルーで染めてみたが、どう見ても平滑。

托髄層が2層になっていることや子嚢や胞子の大きさはPeziza micropusと近い。
しかし、側糸の形状が違うように思われる。
オオチャワンタケP. vesiculosaは、側糸の形と子嚢の大きさが違う。
モリノチャワンタケP. arvernensisは、 胞子がやや疎面。
P. granulosaは、胞子および子嚢の大きさが本菌より若干大きい。
ナヤノシロチャワンタケP.domicilianaは、胞子サイズが本菌より若干小さい。
P. variaは、2層になっているが胞子サイズが若干小さく、側糸の形状が違う。
そんなこんなで、上記の種とはピタッと一致しない。今のところは、Peziza sp。

しかし、図鑑が間違っていると言うこともあるよね。
スイスの菌類図鑑で、Discina leucoxanthaの子嚢の長さは280μmと記載されているけど
実際には450μmくらいあるし・・・。


羊蹄山麓へ

昨日、昨年この季節に見つけたきのこを探しに、羊蹄山麓へ出かけた。
そのきのこの写真を撮ったとき、近くにフキサクラシメジがあり
フキサクラシメジが出る頃に発生という印象が強くあった。
フキサクラシメジは出ていたが、目的のきのこは見つけられなかった。
時間がなかなか取れず、行くのがたぶん遅かったのかもしれない。それとも一期一会だったのだろうか、そんなことを思いながら歩いた。
 そのきのこが見つからなくても、あのきのこやこのきのこが出ているはず・・・が、ない。どうしたことだろう。フキサクラシメジの発生も今ひとつ少なく、ウコンガサやシロヌメリガサ、チャナメやクリタケモドキはどうしたのだ?
何かが変と思いながらルスツの方へオオカキシメジが出ていないか見に行くことにした。

ルスツではアカエゾマツ林に入った途端、間伐材のチップにチャワンタケが群生していた。
その大きさは手のひらほどもある大きさ。何だろう?
これまでモリノチャワンタケに出会ったことがない。
もしかしたら?と持ち帰ってみることにした。
しばらく歩くと、何かわからないきのこがあちこちに菌輪を作っていた。
このきのこは不快臭がある。

なにやら、向こうに白っぽいものが出ていると近づいてみると、ハイイロシメジの群生だった。
オオカキシメジと思っていたのは、ただのカキシメジだったのかもしれない。1個しか見つけられなかった。

 チャナメツムタケはこれでもか!ってくらいあった。写真はごく一部。
 このほかに、キナメツムタケやシロナメツムタケ、ウコンガサ、シモフリヌメリガサ、クリタケモドキもあり、ルスツではいつも回っている散策コースを回れなかった。
 羊蹄山からさほど遠くないのに、山麓と出方のこの違いは何だろう?


家に帰ってきて、チャワンタケの写真と胞子の写真を撮った。
胞子は平滑。モリノチャワンタケではないようだ。