2013年1月3日木曜日

新年始めの反省メモ

新年明けましておめでとうございます。

今年も皆様にはお世話になるかと思いますが
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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昨年は線画の練習も兼ねてツエタケを少し調べてみた。
いつも見かけているツエタケとは違うことが気になり採集したのがT1だった。
T1は傘に網目(シワ)模様が顕著。発生していたその近くにやはり網目(シワ)模様が顕著なツエタケがあり、その時はT1と同種と 思い込み同じ袋に入れていた。
そのT1の側シスチジアをもう少し描き入れようと標本袋の中からやや小ぶりの子実体を出し切片を作ってみると、担子器は2胞子性、側シスチジアの形状も以前見たものとは違い・・・コンタミしてしまったと愕然。
何本も採取していたわけではなく、担子器を調べるとすぐにどれが違う種なのか判別は付いたけれど、似ているからと同種と思い込んでいたことが実は違っていた、そのことにちょっとショックだった。安易な思い込みと観察力のなさの何物でもない。
数メートルも離れて発生していたのだから、本当に同種か疑うべきであった。

そんなわけで、今年はコンタミしないように
同じ場所の発生以外はたとえ似ていても別袋に入れる、そのことを心がけたいと思う。


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