2013年6月27日木曜日

Mycena sp

Mycenaは本命ではないのだけれど
数年前から気になっているきのこがあって
今朝、野幌森林公園の一角に行ってきた。

干からびたモリノカレバタケが数個と灰色のクヌギタケ属のきのこが僅かに出ているだけだった。
目的のきのこは・・・やはり雨上がりの翌日くらいじゃなきゃ見つからないのだろうと歩いていると・・・あった。
 かつて、ダイダイフチドリクヌギタケを調べていた時に、縁取りのあるきのことして
ウスベニフチタケというきのこがあることを知り、どんなきのこだろうと思っていた。
淡いワインカラー を帯びたこのきのこは違うのか?と、ずっと気になっていた。
ワインカラーを帯び縁取りのあるきのこは数種あって
先ずは胞子の形態と縁シスチジアの形態がカギになるかな?で採取してきた。
傘の大きさは1cm程度なので、ヒダの縁取りは肉眼では見え難い。ルーペで見るとヒダにはワイン色の縁取りがあるのがハッキリと見える(単に老眼なので肉眼で見えないだけかもしれない)。
胞子はざっと30個程度しか測っていないが、7.2-9.7×5.4-7.7μmで卵形~楕円形。アミロイド反応(+)。
縁にはたくさんのシスチジアが並んでいる。KOHでマウントしたせいか縁シスチジアの色はすぐさま抜けてしまい、形状がよく見えないためフロキシンBで染めてみた。
この時点で、ウスベニフチタケではないことが分かった。ウスベニフチタケの縁シスチジアは表面に指状または樹状突起があるはず。カバーガラスをコツンコツンつつくと見えていなかった縁シスチジアが見えてきた。
たぶんMycena rubromarginataに近縁じゃないかと思う。
M.rubromarginataにはいくつものVarietyがあるので
突き止めるのはちょっと面倒かな・・・

でも、縁シスチジアはInkscapeの練習にもなるし
記録は作っておこうと思う。

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